2021年5月2日

マレーシアの大学で必須のインターンシップ

マレーシアの大学では大学3年次に全学生は必ずインターンシップに参加します。インターンシップは授業の一環として1学期間、8ヵ月間など行われます。その間は大学へは通わず、担当の教授にインターンシップの実体験を報告するという形になります。

インターンシップと言っても、大学側が全面的にサポートしてくれるものではなく、自分で履歴書を作成→求人を探し→面接→就労開始という流れで、その行程に大学側の推薦状などサポートが必要になった際のみ大学からサポートを受ける。その様な形のインターンシップとなります。

よく大学側はなにもしてくれなかった…などという声を聞きますが、これから社会人になるのだから自立して自分でやりなさい!という逆に大学側の愛情と、前向きにとって頂いた方が良いかと思います。より実践的に就労するというスタイルなので、終了後そのままその企業に就職するということも多く、インターンシップとはいえ、企業も学生も真剣に取り組む数ヵ月になります。

また、大学側は沢山の企業と提携していて、どこも優秀な新卒生を採用したいと積極的です。大学によっては1000カ所以上の企業と提携しており、大学の留学生担当に相談してみたり、Student Centerの求人の張り紙も探してみたりと、就職のチャンスを沢山あります。