マレーシアの大学で広がる選択肢! 欧米大学への転入や単位交換制度とは
マレーシアから欧米の大学へ「ツイニングプログラム」
マレーシアの大学から欧米の提携大学に転学や単位交換を可能にする制度として、費用を抑えつつ欧米の大学の学位を取得することができる「ツイニングプログラム」、マレーシアの大学と欧米の大学の両方の学位を同時に取得することができる「ダブルディグリープログラム」、マレーシアの私立大学でアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダの提携大学にトランスファーできる「クレジットトランスファープログラム」があります。
まずはそれぞれの制度とマレーシアの大学をいくつか参考に、詳細に触れていきたいと思います。
参考にする大学は下記の5校です。
1986年創立のマレーシア政府による格付けトップレベル、ローリエイト国際大学連盟加盟校で米国、英国、オーストラリアの各大学と提携している大学です。
Nilai University College
1997年に設立されたマレーシアでもトップクラスで、2011年にはマレーシアの政府により最高ランク、Setara 5の評価を受けています。マレーシア国内はもとより、50カ国以上の国々から留学生を受け入れています。
1987年の創立以来、ハイレベルの教育・研究を誇る大学として、マレーシア教育省から高く評価されており、マレーシアを代表する企業グループ・サンウェイ財団が経営する大学です。実社会との繋がりを重視する充実したインターンシップが魅力です。
HELP財団によって1986年に設立された心理学部・経営学部などが強い文系学部中心の私立大学です。国際的な雰囲気にあふれた同校は、多くのイギリス・オーストラリア・アメリカの名門校とも提携しています。
では、どのようなツイニングプログラムがあるかについて記載していきます。
概要として、最初の1、2年間はマレーシアの大学で学び、残りの期間をイギリスやアメリカ、オーストラリアなどの提携先の大学で学位を取得するという制度で、4年間欧米の大学に留学するよりも大幅に学費を抑えることができます。
ツイニングプログラムには「2+1型」「1+2型」の他に「3+0型」とあり、 「2+1型」 が最も一般的となっています。また、イギリス、オーストラリアは卒業までの目安期間は3年ですが、アメリカとカナダは4年のため、マレーシア2年+アメリカ/カナダ2年という履修年数となります。
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