マレーシアの物価は安い?!高い?!
マレーシアの物価
メデイアでは「マレーシアの物価は安い!」日本の1/3などと言われていますが実際はどうなのでしょうか。
たしかに、安いものもあります。
日本と同等やそれよりも高い物も実際には沢山あります。物価が日本の1/3というのはある意味、暮らし方によってはあたっているような… しかし実際には高度成長期のマレーシアでは日本よりも少し安い位と考えていた方が良いでしょう。
今回は、日本人がマレーシアで留学生活をする上で、どんなものが安く、どんなものが高いと感じるかいくつかの例を挙げてみたいと思います。
日本よりも安い物
交通費(バス、モノレール、タクシー、航空券など)
飲料水
アパートの家賃
屋台料理
これらのモノは日本と比べても安いです。
交通費
公共バスやモノレールはMy Rapidカードというチャージ式のカードがマレーシアでは販売されています。 1区間RM1.5位(約40円)で利用することが可能です。タクシーはグラブ(Grab)が最も普及しており、日本と比べてかなり安く色々な所へ移動できます。アプリを通じて予約でき、事前に料金も決まっているので、交渉の必要もないのが便利です。(時間や込み具合により料金が変動する)初乗りは約RM5(約130円くらい)から乗ることができます。
飲料水
マレーシアは水道水を飲むことが出来ないので、飲み水は外で買う事になります。(最近ではフィルターを各家庭で付けていることも多いので、その場合は飲むことができます) 例えば500mlの水でRM1.2(約30円)で売店やコンビニ、スーパーなどで買うことができます。
アパートの家賃
家賃は安いところから高いところまで天と地の差がありますが、一般的に日本人が住める環境(3LDK80平米)の間取りの家賃は6〜7万円程度で探すことができます。アパートの施設にはジムやプールが付いているところがほとんどで、年中リゾート気分で過ごすことができます。また家具付き、そうでない物件、インテリアなど調度品の質で家賃が大きく異なります。マレーシアでの生活に慣れてきたらお友達とシェアしてこの様なアパートに住むのも良いでしょう。
屋台料理
マレーシアの屋台料理はとても安いです。1食RM10(約260円)ぐらいで昼食や夕食を食べることができるので3食とも外食する人が多いです。1食分のポーションが少な目なので1日5食食べるという人も多くいます。また朝食になるとRM1.5-3(40円-80円)ぐらいで済ませることも可能です。マレー系・中華系・インド系などたくさんの料理を選んで食べることができます。
日本よりも高い物
アメニテイ(シャンプーやボデイソープなど)
乳製品(牛乳やチーズ)
スーパーでの野菜
日本食料品
レストランでの外食(日本食レストランなど)
海外ブランド品(コーチ、グッチなどの海外ブランド)
アメニティ
シャンプーやリンスなど、日本でも売っているような商品はマレーシアでは少し値段が高めになります。マレーシア製でも日本と変わらないくらいの値段です。
乳製品
牛乳やチーズは日本より少し高めですが、味はまあまあといった感じです。日本と同じクオリテイの乳製品を求めるとなると倍くらいの価格になります。
野菜
野菜はパックに入っているものや、計り売りの物もありますが、スーパーで買うと日本と変わらないか3割程度高い傾向にあります。(庶民のスーパー、Pasarなどの市場では安く買うことができます)
日本の食料品
伊勢丹やそごうなどマレーシアには大型日本食料品店(スーパー)がありますが、日本からの輸入品は3割~2倍程度割高になります。レトルト食品やカップラーメンなど日本食が恋しくなった時のために少し持参されることをお勧めします。
レストランでの外食
エアコンの聞いているレストランでの外食は日本と同等かそれよりも割高になることが多いです。日本食が食べたい場合も、少し値段が高いです。例えば、クアラルンプールには日本食レストランがたくさんありますが、ランチ定食頼むと、大体RM30(約780円)~の値段になります。ワンコインでも食べられないので日本で食べるより割高に感じます。
海外ブランド品
コーチやルイ・ヴィトンなどのブランド品は関税の関係で日本よりも随分と高くなります。またナイキなどのスポーツブランドも日本より割高です。
いかがでしたでしょうか?! この様に個々の生活の仕方によって随分と生活コストが異なってきます。
マレーシアのローカルフードをたくさん食べて、学生寮2人部屋シェアルームに滞在して生活すれば、一月の生活費すべて込みで、5万円以内で生活できるかもしれません。しかし、高級アパートメントに住んで、ほとんど毎日日本食を食べて、スーパーやショッピングモールでお買い物をしていると生活費も15万円~20万円位すぐに消費してしまいます。
個々のマレーシア留学生活で、どれくらいレベルで生活をするかによって生活コストが随分とかわってきますので、あらかじめ生活のイメージをしておいて頂けると留学生活もスムーズに進められるのではないかと思います。
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