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3ヵ国語を操れる子供を育てる 第1話

3ヵ国語を操る子供を育てる!

日本の子供で3ヵ国語が出来ているのはとてもレアなケースで、そんな事はそもそも可能なのか?!自身の子供をそんな風に育ててみたい!そんな事にチャレンジしてみた、12年間もそろそろ終盤に迫ってきましたので、締めくくりとして私自身の体験談を初めて語ってみたいと思います。


~ふとしたきっかけで出会ったマレーシアという国~


長いのでご興味のある方のみお付き合い下さい。


マレーシアでの私の最大の子育てチャレンジは、

【多言語を操れる日本人の子供を育てる】でした。


4歳になる歳でマレーシアに移り住み、現地の幼稚園に通い、中華小学校へ通い、日本人学校、インター校を転校を経て現在は日本に帰国し、高校から日本の高校へ進学した息子。


●まずはマレーシアへ渡航した幼少時から

4歳のマレーシア渡航時は、アメリカ式のインターへ行かせたくて学校へ話を伺いに行きましたが、あいにく満席でウエイテイングをしなくてはいけないとの事。仕方がないので、その間だけでもと思い、友人の子供も通っていたローカルの幼稚園へ入学。


ローカルの幼稚園では、英語、中国語、少しマレー語も学ぶペナン(マレーシア)ではごく一般的なカリキュラムの幼稚園でした。そしてほんの少し英語耳を持っていた息子は、通い始めましたが、いろんな言語が一気にミックスしてしまって、一時的に頭の中がチンプンカンプンに💦言葉を発さなくなりました。そして幼稚園に行くのを嫌がる息子を無理やり見守り様子をみること約2週間...大丈夫かなーーーと心配しましたが、半年くらい経ったら何とかその後は楽しく通ってくれました。子供の順応力は早いものです。


さて、アメリカ式のインターはどうなったのか?!というと息子が幼稚園に慣れることで精いっぱいで卒園するまですっかりそんな事は忘れていました💦


そして言語はというと、卒園する頃には、すっかり中国語、英語は問題なく出来る様になっていました。ただその頃には日本語を使う機会が少なくなっていて、日本語が衰えてしまっていました。何か話す事に「えーっと...えーっと...」と考えこんでいたのを覚えています。


(注)こんな風になったら日本語を忘れてきているサインです!


当時通っていた幼稚園の写真↓


●小学校入学

その当時、幼稚園に一緒に通っていたお友達も多く進学したローカル中華系小学校(公立)へその流れで入学しました。その当時は公立学校も受け入れをしてくれていたので、外国人も入学出来ましたが、現在は不可な様です。また日本人が現地中華小学校へ進学するのはとても珍しい事だった様で、学校側へも教育省へも何度も足を運び手続きも一筋縄では行きませんでした。


入学してからは、中国語、英語、マレー語とで授業が行われるので、幼稚園の延長線の様な感じでさほど違和感なく過ごしていた様です。


但し、こてこての中華学校なので入学当初より厳しくて、小学1年生からみっちり順位がつけられて、先生が特定の生徒をひいきにしたり、成績優秀者のみにフォーカスしたりという事は日常茶飯事で、既に小さな格差社会が生まれていました。


学年が上がるごとにどんどん難しくなってくる学校の勉強!

学校が終わったら、チューイションセンター(塾の様なもの)が運営するアフターヌーンスクールへ宿題や勉強をしに行くというのが一般的で、うちでもそうしていました。


小学校2年生になる頃にはアフタヌーンスクールでも学校の勉強についていくことが難しくなってきて、帰宅してからも科目別に家庭教師に教えて貰っていたのを覚えています。

親が中国語もマレー語も出来ないので教える事も出来ず...


とにかく、成績が良ければよい!という風潮の中に自身の息子をおいていました。(勉強が好きでやる気があるという子には良かったのでしょうが、うちはそうではありませんでしたので)本来小学生であれば放課後友達と遊んだり、思いっきり体を動かして自由に遊んでいるのに、可哀そうだなと思う様になりました。


そして、自我もだんだんと出てくる年齢になってくるので、親の思いだけでは子供を説得しきれない時期になってきました。


言語はと言うと?!家でも中国語で話す様になり、益々日本語が遠のいていってしまい、家の中では英語と中国語を禁止!という時期もありました。


さて、その後はどうなる???


第2話へ続く


それでは、本日も読んで下さってありがとうございました!


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