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👭コロナ渦を乗り越えて・留学を頑張っているR姉妹

2020年3月マレーシアが急にロックダウンとなり、町中車一台通っていない殺伐とした風景を目の当たりにし、これはただ事ではない!と判断した私たち留学エージェントはその時点で留学をされている皆さまへの一時帰国をお勧めいたしました。残られるという選択をされた方も多くいらっしゃいましたが、特に単身で留学されている方々は当時コロナに感染してしまったら...考えただけでもゾッとする環境でした。親御さまはもちろん渡航出来ませんし、どんな事になるのか分からないという状況でした。


そんな中、状況をお伝えしたら直ぐにその日に帰国する飛行機を押さえ、一時帰国して頂いて今日まで頑張っているR姉妹のストーリー。2年後の今やっとマレーシアへ戻ってくる事が出来ました。お二人はペナン島のFairview International Schoolでホームステイをしながら小学生の時から単身で留学されています。


帰国の日 マレーシア・ロックダウン

私達:コロナでマレーシアがロックダウンになりそうなのですが、急遽ご帰国願えますか?(3月17日’20お電話にて)直ぐに日本行の航空券の手配を致します。


親御様:えええ!分かりました。1週間後位に戻る航空券を手配して貰えますか?


私達:いえ、可能であれば今日か明日のフライトでご帰国下さい。


親御様:そんな、急な事態なのですね。分かりました。


こんなやり取りがあった後、私たちは直ぐに現地の旅行会社へ航空券を手配して貰い、アナカンサービス(お子様一人旅サポート)を申込み、ホームステイのマザーはその旅行会社へ手続きへ走ってくれました。


✈そしてその日の夜R姉妹は日本へと旅たちました。

翌日3月18日’20よりロックダウンが開始し、全て国内線、国際線共ほぼほぼキャンセルとなり人々の移動が大変困難となりました。


ホームステイ先の荷物もそのまま、スーツケースに何を入れたか分からないほどバタバタでご帰国された事と思います。それでもこの日に帰国していなけえればきっと子供たちだけで帰るのは難しかったのではないかと思われます。


親御様、ホストファミリー、私たちエージェントのチームワーク、そして一瞬の判断力が問われる出来事でした。


お子様(姉妹)にはあまり詳しい説明も出来きないまま、帰国となり、何が何だか分からない状況だったと思います。そして数ヵ月後にはまたマレーシアに戻って来れるなどという考えを持っていた時期でもありました。


帰国後 オンライン授業

その後、マレーシア全土で学校も休校又はオンライン授業に変わっていったのですが、インターナショナルスクールは日頃からタブレットやノートパソコンを使用して授業をすることが多く、どこも比較的早い段階でオンライン授業の体制が整っていました。


しかし、オンライン授業だとカメラをOFFにしたりする生徒もいたり、画面の向こうでダラダラ過ごしたりと皆慣れない環境で皆どうしようか...と模索中でもありました。


現在ではオンラインの方が良いというお子様もいる位慣れてきましたが、オンライン授業はマンツーマンではなくグループで行うので、やはり対面とは違って微妙なニュアンスが伝わらなかったり、触れ合いがなかったりで、もともと対面授業と比較すると7割程度のパフォーマンスになってきます。


そんな中、R姉妹も日本よりオンライン授業を受けること約2年間、とても勉強のよく出来るお子様でしたが、やはりオンラインになってから少しモチベーションが落ちてしまったり、学年が上がってくると勉強が難しくなったりと...そんな事もありました。


そして、あまりにも長い年月マレーシアに戻れそうにないので、何度かご提案もさせていただきました。


私達:いつマレーシアに戻れるか目途が立たないので、日本の学校への転校も視野に入れてみてはいかがでしょうか?


親御様:娘たちがマレーシアに戻りたいと言っているので、戻る方向でお願いします。


ワクチン接種開始

2021年に入り、世界的ワクチン接種が始まり、その年の後半にはワクチン接種済の方々は渡航出来る国も沢山出て来ました。


やっとマレーシアへ戻れるという兆しが見えて来た時期でもありました。

実際に9月、10月、11月と渡航された単身留学の方や親子留学の方はぽつぽつといらしゃいました。


R姉妹も早々にワクチン接種を済ませてくれていました。


MOEの再申請

とは言え、2年間もマレーシアを離れていたので、いざマレーシアに戻るとなってもまだ観光では入国できませんし、学生ビザの有効期限も切れているし、そんなこんなで、また色々な手続きが一からやり直しです。


MOE=マレーシア教育省


政府関係のオフィスもまだ完全に復活していない中、MOEの申請をしたのが、11月’21。それから待つこと数ヵ月、許可が下りるまで約4ヵ月(3月’22に下りた)かかりました。(通常は2ヵ月位で許可が下ります)


世界情勢が不安定に!

やっと、マレーシアに戻れる!!!

そんな時、今度はロシアとウクライナの戦争が始まり、また世界情勢が不安定に...


私達:許可は下りましたが、まだホテル隔離はありますし、戦争もはじまりましたし、マレーシアへ戻られます?いつにしましょうか?


親御様:娘たちともう一度確認します。


そんな中、またマレーシア政府より突然のアナウンス!

👀4月1日’22国境再開となります。


本当かな?!半信半疑ではありましたが、4月1日より国境再開で、ホテル隔離もなくなるのであれば、My Travel Passなどの手続きも不要になるので、4月初旬に渡航した方が良い。


マレーシアへ戻って来る

R姉妹晴れて、4月’22マレーシアへ戻る事が出来ました。


小学生の頃からマレーシアへ留学していたR姉妹、上のお姉ちゃんは日本へ2年戻っているうちに高校生となってしまいました。下の妹さんは中学生に!


今年6月にはお姉ゃんはFairviewを卒業!そう、戻って来て2ヵ月ちょっとでもう卒業なのです。

これまでのオンラインで後れを取っていた勉強を取り戻すべく、現地では毎日塾に通い英語力UPに努めています。


そして、卒業後はクアラルンプールのスクールにて2年間のIB又はA-Levelへ進みます。卒業後の転校手続きも日本にいる間にオンラインで済ませ、最終的には全て良い方向に進み...進行中ではありますが、これまでの2年間を取り戻すべく前進しています。


写真はマレーシア到着後24時間以内に受けるRTK-Agテストを受けにクリニックへ!



ホストファミリーと過ごす

2年前からずっと待っていてくれたホストファミリー(ホストマザー)、子供のケアーをする事が大好きなマザー。イケメン息子立派に3人も育てたお母さんです。


マザー曰く、2年前よりR姉妹は成長して笑顔が良くなったとの事。

ローカルチャイニーズの暖かいご家庭の中でどっぷりとマレーシアの生活をエンジョイ出来ています。

親戚付き合いも結構あるので、みなでワイワイしています。


最初は文化の違いなどお互い色々相違はありますが、そこは学生寮と同じ、良いホストファミリーに出会うと楽しく留学生活を送ることが出来ます。


週末は買い出しにショッピングモールへ


家族親戚とテーブルを囲んでお食事会(中華料理)


まとめ

R姉妹マレーシアへ戻れって良かったですね!


戻って来てからの色々な手続きも終わり、やっと落ち着いてきたことと思います。


そして、よく諦めないで2年間頑張って来られましたね。

R姉妹、親御様の柔軟なご対応、大変感謝いたします。


海外留学という大きな時間とお金を投資して得る物は物凄く大きいものになると思います。

人種や文化の違う人たちと沢山触れ合って、Who Am I?(自分は誰/何)を大きく考えさせられます。


かわいい子には旅をさせろ...


離れていても、親御さまのサポートは留学中もずっと続きますが、一度住んでみると戻りたくなる場所、マレーシア!


そんな明るくてワイワイ、色々経験できるマレーシア留学、チャレンジしてみたい方大募集です!


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