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マレーシアの大学へ行く前にはIELTSを受けよう!Vol.2

他の試験とはどのような関係性があるの? TOEICや英語検定の試験とIELTSのBANDには相互補完の関係はありませんので、IELTSのBAND7以上はTOEIC○○点以上となるといったものはありません。しかし、一般に言われている他の英語検定試験との関係性(TOEIC○○点以上がBAND○相当)は以下のような形になります。IELTSTOEIC英検7.5970〜990—7900〜9501級6740〜820準1級5550〜6002級4450〜490準2級3291〜2993級2260〜2694級

この表のデータはあくまでも目安ですがTOEICの満点でもIELTSの7.5相当となるため、試験内容がどれだけ高度かがわかります。

高額な受験料 これだけ高度で海外の大学の入学審査にも使われるIELTS。国内でも試験回数が多いため、何度も受験をしてコツを掴んでいきたいと考えている方もいるのではと思いますが、受験料についての問題があります。それは他の英語検定試験と比較にならない程高額だということです。受験料は1回25,380円となります。これは指紋認証や当日の写真撮影など本人確認を厳格化している関係もあるのですが、特に学生の方にしてみれば、月に何回も受けられるほど出せる金額ではないと思います。勉強の成果を出す日程を決めてそこに向かって精いっぱい努力する必要があります。これは逆に受験料が安く何回も受けられたら、1回に入る気合いが全く違うものになっていたと考えられるので、何事もいい方に捉えましょう。

勉強方法は地道な英語力強化あるのみ IELTSの概要が分かったところでどうやって手を付ければよいのか分からない人も多いのではと思います。海外の大学によっては入学基準に2年以内の受験でBAND○以上が必要と明記されている所も多数あります。留学を考えている方にとっては、IELTSを勉強しないわけにはいきません。そうなれば短期間で確実に成果がでる方法を知りたいと考える人も多いと思いますが、試験の性質上そういった手は通用しません。ListeningとReadingは過去の問題分析で何とかなったとしても、WritingやSpeakingは、英語の総合力が問われる内容となっております。

これは日々英語にどれだけ触れているかが試験時の実力を左右します。過去の問題からどういった分野の問題が出題されるのかといった分析は必要ですが、その分野の英文を読み、英単語を覚えていくしか道はないと考えます。これは留学後も必要なことで、留学先の学生や教授と日常的に専門用語を使った会話や授業を聞かなければならないため、IELTSがとても都合のいいトレーニングになるのではないでしょうか?

マレーシア留学に向けたIELTS試験の必要性 日本ではあまりメジャーではないIELTS試験ですが、マレーシアでは企業や大学院入試で当たり前のように基準とされております。大学入試では高校での成績+IELTSのスコアを選考基準としているところが殆どです。マレーシア留学に置いてはIELTSの受験が必須となります。これは隣国シンガポールが世界的な国際ビジネスの拠点となっていることから、世界中から優秀な人材が集まってきています。マレーシアからシンガポールに簡単に行けるということもあり、国際意識が根付いていると考えられます。実際にマレーシアの小学校などの児童教育では、英語が公用語として使われており、日常的にも中華系の人には中国語で話し、母国語であるマレー語も話さなければならない時もあり、頭が休んでいる暇がないほどバイリンガルに鍛えられております。

日本のようにバイリンガルというような完璧な英語、中国語ではなく、○○さんと話すときは中国語、学校では英語と言ったように言葉の使い分けが子供の頃から身に着けることができる環境であると言えるでしょう。

日本でIELTSを受けるというと、非常に特殊なことのように思われますが、試験も年間に数多く実施されており、受けようと思えば誰でも受けることが可能です。また、試験を受けることでより高度な英語力を身に着ける目標とすることができ、その結果は世界共通のものとなります。将来移民申請や移住をする際のビザ申請にも役立つので、大学の入試以外の用途も広がっています。マレーシアの大学への留学を目指している方のみならず、なんとなく海外に憧れを持っている人、世界で働きたいと考えている人にとっては身近な目標にはもってこいです。 国際標準の英語能力検定でもあるIELTSを是非受験してみましょう。

【まとめ】 IELTSなどの英語試験はあくまでのその実力を証明するものに過ぎません。実際にはこの英語力を活かして何をしたいかが最も重要となってきます。IELTSのスコアが高いことはその人の努力の証であることに間違いありませんが、それに満足してしまっては、その先に控えている留学でできることが限定されてきてしまいます。

知識を吸収することを楽しんで、公用語である英語はツールに過ぎないという認識を持つことが重要です。マレーシアの隣国シンガポールでは、世界経済の中心となりつつあります。隣国の経済発展の影響を受けるようにマレーシアも近年稀に見る発展を遂げています。ここで、日本やマレーシア、世界を相手にビジネスを展開したい人にとって、マレーシアはとても魅力的な留学先となるでしょう。IELTSはその通過点にすぎません。マレーシアに行けば中国語も勉強しなければならない機会も多いです。その際に共通言語である英語がきちんとできていれば、苦労することも少ないのではと思います。ローカル英語・中国語は、基礎として英語や中国語を学んだ人にとっては、なんとなく分かる程度から入ることができると思います。

留学で広がる可能性は、日本の大学へ進学するのと桁違いと考えていいでしょう。ですがその可能性を可能性のままで終わらせるのか、きちんと勉学や学生同士の交流を深めて後の人生にいい影響をもたらすのかは、留学してからの行動一つで変わります。IELTSに限らず、一つのことに満足せずにハードルは次々に表れてくるのですが、それを楽しんで超えることができる人になってほしいものです。

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